パチンコの勝ち方
パチンコは一言で言い表すなら「出玉節約ゲーム」です。
大当たりまでにいかに出玉を節約できるか、少ない出玉で大当たりを叩き出すかというゲームです。
そして初めのほうにキッパリと書きますが、
パチンコでは同じ確率で大当たりを抽選しています。
そんなとこで店は出玉を調整したりしません。というかそういうことやったら営業停止だし違法行為です。
俗に言うオカルトというのは全く気にしなくていいです。(例)魚群が流れたあとは〜〜など
実践的にいいましょう。
(題材) 大当たり確率1/300のミドルスペック機種
通常時、常に1/300の確率で大当たりを抽選しています。299/300を引き続けている限り当たりません。
意図的に1/300を引き当てることができれば越したことはないですが、それができたらみんな億万長者です。
パチンコで食っている人はどうしているのか?
それは 1/300 を引くまでの間にできるだけ少ない支出に抑えて遊戯しているのです。
これからずっと(初級から上級まで)書くことも全てはとにかく支出を少なく、ということに尽きます。
1,000円当たりの回転数
上の例でいきますと、300回まわせば1回かかる計算なので、分かりやすく300回転目でかかるとしましょう。
0回転から300回転目までをいくらでしのげるか、これがパチンコの基本です。
それでは等価交換(1玉4円)でシュミレーションしてみます。
1,000円当たりの回転数 |
300回転回すことに必要なお金 |
15回転 |
2万円 |
17回転 |
1万7647円 |
19回転 |
1万5789円 |
21回転 |
1万4285円 |
どうですか?300回転だけでこんなに金額差があります。
1日フル稼働で通常時2000回転回せるとすると・・・。
これで 良く回転する台=勝てる台 ということがお分かりいただけたと思います。
しかしまだまだこれだけじゃないのがパチンコ。
そもそも回転数が良いパチンコ台にありつくにはどうしたらいいんでしょうか?
まずパッと考えて釘を見れるようにならなきゃいけませんよね。
でもそれが中々微妙なさじ加減ですから、パチンコで食っている人も中には実際に打ってみて1000円当たりの回転数を把握してから考えることも多いです。
そこまで釘にこだわる必要はないということです。数字でわかるのでね。
ただそういうことばっかりをしていたら、回転数が悪い台に座る割合も多くなってしまうので、やはり命釘(回転スタート穴の横2つの釘のこと)は最低限普段から見ておくことが必要になってきます。
時短中(確変中)止め打ち
ここが一番差がつくところかもしれません。
現行CR機ではほとんど大当たり後に時短があります。
時短中(確変中)は玉を減らさずに大当たりを待つことができます。
しかし、本当に玉は減っていないのでしょうか?
一般パチンコファンの方はほぼ全員が少なからず玉を減らしているのが現状だと思います。
以前にも書きましたが、「いかに少ない玉で大当たりまでをしのぐか」がパチンコです。
プロは時短中滅多に玉を減らさないどころか逆に増やすことのほうが大半です。
時短100回で普通の方が100玉減らすとすると、プロは時短100回で50玉増やすことも多いです。
これだけで150玉の差が出てしまいます。等価ですと600円です。1回で!
何回も時短がくれば普通の方とプロは結果が全く違ってくることも容易に想像できると思います。
止め打ちの方法は機種によってバラバラですし、機種別情報で機種ごとに掲載しようと思います。
大当たりラウンド間止め打ち
少ない支出で・・・ってもういいですよね(笑)
とにかくこれに尽きますのでね。
これまで1,000円当たりの回転数に注意すること、時短中玉を減らさないで逆に増やす努力をすること(手順は中級以降で触れて具体的には機種別情報で)を書いてきました。
まだまだあります、節約法!
次は
大当たりラウンド間止め打ちです。
例えば海シリーズで大当たりになったとき
上の画像で青色枠で囲っているところがパカパカ開きますよね。
16Rだったら16セットパカパカします。
それで機種によって違うんですが、1R目から2R目へ行くとき少し長いあいだ青色枠で囲ったところが開きません。
そのときに玉を打ち出しても意味がないのでここでも節約します。
せこいですか?
いやいや、台の持っているクオリティーを最大限引き出しているといいましょう。
これでもしラウンドの間ごとに2個節約できたとしたら1回の大当たりで32個節約できます。
1日フル稼働で40回大当たりを引いたとすると1280個節約したことになります。
実に5120円分(等価計算)の節約です!これは驚きですねぇ。
このように
小さな節約小さな上積みを積み重ねること
それがパチンコで勝つための考え方の基本です。
地道で花がありませんが、プロで毎月成績を残している人たちはみんな当たり前のようにやっています。
ステージ上止め打ち
まだまだありますよ〜。
次は1000円当たりの回転数を微増させるための技術。基本中の基本ですが。
俗に言うワープという場所からステージに来る玉と道釘(あとで説明します)から跳ね上がってステージに来る玉の二つがあります。下図でサムに近い穴を通って行ってますね、その穴がワープ。
ステージに乗った玉はスタートチャッカーに入りやすいです。
なのでせっかくステージに乗った玉があるんですから、乗ったら打ち出しを停止してほかの玉が邪魔しないようにしたほうがいいです。
これは結構効果的なのですぐやったほうがいいですよ。
特にステージが強い機種(歴代慶次シリーズなどステージに乗った球がスタートチャッカーに入りやすい)は効果バツグンでした場合としない場合の1000円当たりの回転数がかなり違ってきます。
保留玉について
出玉節約シリーズ(?)最後は保留玉についてです。本当はもっとありますがね。
保留玉というのは…分かりますよね。
だいたいの機種は4つランプあります。
たまに4つランプが点灯しているときにまだ玉を打ち出していませんか?
4つランプがついていたらそれ以上スタートチャッカーに玉を入れても保留してくれないので無駄です。
もっと厳しくいうと4つランプが点灯した次の瞬間からその玉は「死に玉」です。
策としては3つ保留ランプが点灯したら直ちに打ち出しをストップします。
これでほぼ「死に玉」はなくなります。
回転率が良い台ですと3つ保留ランプが点灯した直後打ち出しをストップしても、すぐに4つ保留になってまだ盤面に玉が残っている状態になります。この時に盤面に残っている玉も無駄です。
ですのでそういう台では2つ保留ランプした直後打ち出しストップという方法もあります。
ずっとやっているとある程度どの時点で打ち出しストップすれば無駄な玉が出ないということが分かります。
出玉の波について
初心者シリーズの最後に出玉の波について触れておきたいと思います。
最初に結論を言いますと
出玉の波なんてただの雑音です。
パチスロにも共通して言えることですが、勝てる台に座って勝てる打ち方をすれば結果はついてきます。
天文学的数字でまれに結果が出ない人もいるかもしれませんが、気にしなくても良いレベルだと思います。
出玉の波を人に説明するときに私が良く使うグラフを紹介します。
負ける台を稼働している場合です。
A〜B 4月1日稼働
B〜C 4月3日稼働
C〜D 4月5日稼働
D〜E 4月10日稼働 とします。
パチンコを分かっていない人は大局を見誤っています。それは自分が負ける台を打っているということです。
勝つ方法を知らないと必然的に負ける台・負ける打ち方しかしないため、どの台を打ってもほぼ結果は一緒であるため、このグラフでは同じ台に座っていると仮定します。
では一つずつ見ていきます。
☆4月1日稼働分
トータルでは負けています。負ける稼働をしているので仕方ありません。
☆4月3日稼働分
トータルで少し勝っています。
この日は「勝てる内容を積んだな」と思っているかもしれませんが、ただ出玉の波が少し上に向いただけです。
☆4月5日稼働分
大負け。
☆4月10日稼働分
勝ち。
これが一般パチンコ遊技者の稼働です。
なぜ勝ったのか、なぜ負けたのか根本的なことを分かっていません。
大局も見失っていて、負ける稼働を積んでいることに気づいていません。
時々初心者のパチンコをやっている方から
「勝ったらすぐ止めるのが勝ち方や!」とか訳の分からない主張をドヤ顔でおっしゃられていますが、間違いです。
例えばA〜Bの間の小さな山のテッペンで止めたとしましょう。
しかしそれ以降も同じような負ける台に座り続けるために勝てません。
ただA〜Bの間で稼働を止めたから結果的には勝っていますが、内容は「負ける台を打っていて幸運にも少し勝てた」程度のことです。
勝つ台・勝つ稼働はグラフが上を向いて波がある状態と考えてください。
なにか書いていて厳しいなと自分でも思いましたが、現実なので仕方ありません。
<中級>以降ではどうやってグラフを上向きにしていくかを数字を交えて説明していきます。